安いプラセンタサプリの落とし穴!?悪徳メーカーの驚くべき手口とは

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美の象徴と言われるクレオパトラやマリー・アントワネットも愛用しており、古代より若返りの秘薬や万能薬として数多くの逸話を残してきた美容成分プラセンタ。

海外では昔から良く知られる成分でしたが、日本国内では2009年頃よりその名が一気に知れ渡るようになりました。するとその波に乗ろうとした各サプリメーカーは自慢のプラセンタサプリを次々と開発しました。

そうなってくると、中には良からぬことを考える悪徳メーカーも出てきます。プラセンタは非常に希少価値が高く、高級成分と言われています。当然サプリの価格も高くなってしまうのですが、悪徳メーカーはあらゆる手を使って製造コストを抑え、プラセンタサプリを安く販売するということに目を向けました。

プラセンタという成分は、まだまだ消費者の知識が足りてない成分だと思います。そこにつけ込んだ悪徳サプリもたくさん世の中に出回ってます。

そういったプラセンタサプリを掴まされないように、ここでぜひ知恵をつけていって下さいね!

なんでサプリの値段に大きな差があるの?

違いを見極める資料

プラセンタを少しでも含んでいればプラセンタサプリと表示できるので、本当にたくさんの種類のプラセンタサプリが世の中に出回っています。

その価格もピンキリで、30日分で1,000円以下で買えるものから10,000円以上するサプリまであります。なぜ同じプラセンタサプリなのにここまで価格差が出ちゃうのでしょうか。

その理由はプラセンタが高級成分だからという部分にあります。

絶対に含まないといけない主要成分が「高級=原価が高い」ということで、何も考えずに作ったらとても高いサプリメントになっちゃうんです。

しかもプラセンタサプリは継続して摂取することを目的としたサプリです。なぜなら継続することによりエイジングケアサポートの期待値を高めることができるから。つまり、継続して摂取できる程度の販売価格に抑えないとどんなに良いサプリでも売れません。毎月3万円も掛かるサプリを継続して飲み続ける人なんてほぼいませんよね。

そして私たち消費者は同じ成分量だったら安い方を買う人の方が圧倒的に多いんです。

プラセンタ100mg配合の商品が2つあったとして、1,000円と5,000円だったらどっちを買いたいと思いますか?きっと同じ配合量なら安い方で良いかなと思ってしまうはずです。

だから各サプリメーカーは配合量を多くして価格が安い商品を開発をしようとします。売れないと作る意味がないので当然のことだと思います。

ただし先程も言ったように、プラセンタは高級成分なので何かしらのカラクリが無いと値段を安くすることが難しいんです。そのカラクリこそがサプリの値段に大きな差が出る原因になっています。

サプリの値段を安くするカラクリ

帽子を抑える女性

プラセンタサプリの販売価格を安くするには、製造コストを抑えて原価を下げる必要があります。

とにかくプラセンタが高い成分なので、プラセンタ含有量を減らせば単純に原価は下がります。

しかしそれではプラセンタの配合量が少ない数値になってしまい、それはそれでサプリが売れない原因になります。プラセンタを摂取したいから買うのに摂取量が少ないんですから当たり前ですよね。

じゃあどうするのか?・・・それを包み隠さずお伝えします。

安全性の低い海外から輸入した動物の胎盤を使っている

羊_03

プラセンタサプリを飲む上でこれが一番危険なので必ず覚えておいて下さい。

動物の胎盤から抽出したエキスをプラセンタエキスと言いますが、近年では感染症の問題などによりその危険性が問われています。

スクレイピーという感染症の問題から、羊の胎盤を使用したプラセンタは日本国内で製造禁止になっていますが海外では普通に羊プラセンタとして製造されています。つまり、日本国内と海外では安全性の基準が違うのです。

衛生面や安全対策の管理がしっかりしている国内のプラセンタと比べ、海外のプラセンタは怖いほど安く輸入できる場合があります。いくら海外の牧場が「衛生や安全管理は大丈夫」と言ったとしても、そもそもの安全基準が違うので信用できません。

安いサプリはそういった海外から仕入れた動物の胎盤エキスを使用してる可能性が高いです。プラセンタサプリを購入する時は必ずその動物の産地と安全性を確認することを強くおすすめします。

エキス換算表示なので100%純粋なプラセンタじゃない

これは数値のカラクリです。プラセンタ含有量を表示する時に、エキス換算と原末換算という表示方法があります。詳しい違いは他の記事で書いてるのでそちらをご覧ください。

エキス換算と原末換算の違い

エキスと原末の違い250

結論だけ言ってしまえばエキス換算だと純粋なプラセンタの量が分からないんです。例えばの話ですが、100mgの中に3%しか純プラセンタを含んでなくてもエキス換算ならプラセンタと表示できます。つまり100%ピュアなプラセンタとは言えません。

そこで100%ピュアなプラセンタの簡単な見分け方をお伝えします。サプリの原材料名を見て、プラセンタの名称に「末」という漢字が1文字ついてるかどうか、これだけです。

「プラセンタエキス末」「プラセンタエキス原末」「プラセンタ原末」「胎盤抽出物原末」など、原末換算表示であれば末という漢字がつきます。

プラセンタ配合量が多いのにも関わらず値段が安すぎるサプリは購入前に原材料名をチェックしてみてください。そもそも原材料名を明記してないものは避けた方が無難です。

悪徳サプリメーカーの驚くべき手口

ここから先は悪徳サプリメーカーのお話になります。普通はありえませんが、中にはこんなことをする悪徳業者もいるんだと理解しておくことで、あまりにも怪しすぎるプラセンタサプリを避けることができます。

その驚くべき手口はこちら。

プラセンタエキスを希釈(きしゃく)している

希釈というのはプラセンタエキスに水や溶媒などを加えて薄めることを言います。

つまり、微量のプラセンタに他の物質を溶かし込んで「プラセンタエキス」と表示しているのです。

ガソリンスタンド

これがどれほど酷い話なのかと言うと、ガソリンに水を混ぜて販売してるようなものです。50ℓのガソリンを車に入れて、そのうち水が20ℓ混ざっていたら、車は30ℓ分しか走れません。50ℓ分のお金を払ってるのに酷い話ですよね。

ですが悪徳業者からすれば、水を混ぜることで1ℓの単価を下げられるので、他のガソリンスタンドと差別化できてお客が増えますので笑いが止まりません。

こちらからすれば止まらないのは怒りですよね。

それをプラセンタサプリでも同じことをしている悪徳なサプリメーカーが、ごくわずかですが存在しています。ガソリンと同じく、プラセンタが薄くなれば当然その効果も薄くなります。

値段が安いのにプラセンタ含有量が異様に高いサプリは悪徳サプリの可能性が高いので、疑いの目でしっかりと自分自身で見極める必要があります。

インターネットで何でも自由に買える時代というのは、逆に悪徳商品でも何でも自由に売れる時代という意味にもなります。

自分の身は自分で守る。そんな気持ちを持って安心できるプラセンタサプリを見つけてみてくださいね^^*

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